日経平均、一時８９００円割れ ３カ月超ぶり

１５日の東京株式市場で、サングラス 激安日経平均株価は取引開始直後に８９００円台を下回った。取引時間中に８８００円台をつけるのは２月７日以来、３カ月超ぶり。ギリシャ政局の混乱を受け、サングラス 店舗欧州の財政再建への取り組みが遅れるとの警戒感から、前日の欧米市場が値下がりした流れを引き継いだ。



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ギリシャ大統領、「実務者内閣」提唱

政治的な混乱が続くギリシャでは、連立の調整にあたっているパプリアス大統領が、政治家ではない「実務者内閣」を提唱しました。しかし、日本 サングラス各党が受け入れるかどうかは微妙な情勢です。

　パプリアス大統領は１４日、第１党から第３党に穏健派の「民主左派」を加えた４党を大統領官邸に呼び、調整を試みました。この中で大統領は、偏光 サングラスギリシャの破綻を防ぐため、政治家ではなく官僚などで構成される「実務者内閣」を提唱しましたが結論は出ず、１５日も調整が続けられることになりました。

　この案には、反緊縮派の第２党「急進左派連合」が反対の姿勢を示していて、各党が受け入れるかどうかは微妙な情勢です。調整が不調に終われば、サングラス 激安来月の再選挙の実施が決まります。

　一方、ユーロ圏１７か国の財務相会合は１４日、ギリシャに、早期の組閣と、緊縮策の完全な実行を求めました。

　「私はギリシャのユーロ圏離脱など全く考えていない。ばかげた話です」（ユーロ圏財務相会合 ユンケル議長）

　ＥＵなどは、ギリシャに対し総額１３００億ユーロ＝サングラス 店舗１３兆４０００億円の第二次支援を実施していますが、その条件となっている「緊縮策」を巡り連立に向けた調整は難航しています。ユーロ圏各国は、今後、新たな政権が緊縮策を実行するかどうかを確認した上で、金融支援の継続を決めるとしています。（15日10:59）



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熊本で「レイアウト展」開幕 ポニョやトトロ３０作品

県立美術館・本館（熊本市二の丸）で１５日開幕した「スタジオジブリ・レイアウト展」（読売新聞社、ＫＫＴくまもと県民テレビなど主催）。初日から多くのアニメファンや家族連れが訪れ、高畑勲、宮崎駿の両監督らが生み出した数々のヒット作のレイアウト（設計図）に感心しながら見入っていた。

　開会式には、主催者側やスタジオジブリなどから約１５０人が出席。ＫＫＴの松本正樹社長が「展示を通して監督の制作意図をじっくり理解していただきたい」とあいさつし、関係者がテープカットして幕を開けた。

　会場では「千と千尋の神隠し」「崖の上のポニョ」「となりのトトロ」「コクリコ坂から」など約３０作品のレイアウトを壁いっぱいに展示。床に描かれた大きなトトロの上に寝転がって写真を撮れるコーナーなども設けた。

　レイアウトには、キャラクターの動き方や背景、カメラワークなどの細かい指示が書いてあり、熊本大付属小３年の橋本恵さん（９）は「『崖の上のポニョ』など見たことのある作品もあった。細かいところまで描いてあるので面白かった」と話していた。

　スタジオジブリの星野康二社長による記念講演もあり、「ジブリでは（作品を見る）人々が喜んでくれるよう、企画や表現、演出にこだわっている」などと語った。

　美術館の学芸員による展示品の解説会も予定され、２３日午後１時半からは一般向けの「ミュージアム・セミナー」、８月２１日午前１０時半からは小中学生向けの「こども美術館」がある。



（2011年7月26日 読売新聞）

気分はアリエッティ 神戸で展覧会開幕

昨年公開されたスタジオジブリのアニメーション映画「借りぐらしのアリエッティ」の世界を巨大セットで再現した「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」（読売新聞社など主催）が２３日、神戸市中央区の兵庫県立美術館で開幕した。９月２５日まで。

　人間の家の床下で暮らす身長１０センチの少女と、人間の少年との交流の物語で、昨年の邦画興行収入１位を記録。「フラガール」などの映画で美術監督を務めた種田さんが、こびとたちの目線で映画の世界を表現した。

　開会式で、蓑豊館長は「手の込んだセットで映画の中に入った気分を味わえる。これまでの展覧会との趣向の違いを楽しんで下さい」とあいさつした。

「コクリコ坂から」原画展 西武池袋で開幕

スタジオジブリ最新作映画「コクリコ坂から」（宮崎吾朗監督、特別協力・読売新聞）の原画約１００点を展示する「コクリコ坂から原画展」が２３日、豊島区の西武池袋本店別館２階・西武ギャラリーで始まった。

　企画・脚本を手掛けた、宮崎駿氏の「イメージボード」や、映画の舞台となった１９６３年の横浜を描いたスケッチ、背景画などを展示。

　２８日まで。開場は午前１０時～午後８時（最終日は午後６時）。一般・大学生５００円、高校生以下無料。

　映画は、１６日から全国東宝系で公開されている。



（2011年7月26日 読売新聞）

昭和３０年 横浜にて 開港資料館で２７日から写真展

１９５０年代の横浜市中心部の街並みや人々の姿を記録した写真展「横浜ノスタルジア　特別編　昭和３０年頃の街角」が２７日から、横浜市中区の横浜開港資料館で開かれる。

　横浜は戦後、連合国軍による日本占領の拠点となり、接収が長引いた。市内在住の広瀬始親（もとちか）さん（９５）は、実家の生糸貿易業を手伝う傍ら、街を歩き回り、復興が進む横浜の光と影をフィルムに焼き付けた。そうした約１４０枚の作品が展示される。

　横浜の歴史は開港以来約１５０年だが、この半世紀余りで著しく変わった。広瀬さんの作品群は、変貌の直前の姿を伝えている。公開中のアニメーション映画「コクリコ坂から」は、写真の時代より少し後の１９６３年の横浜を舞台としている。

　横浜開港資料館の主任調査研究員伊藤泉美さんは「昔を懐かしむだけでなく、今や将来に生かせるヒントを見つけることができるかもしれない」と語る。

　写真展を前に、作品の一部を紹介する。（いずれも広瀬始親氏撮影・寄贈。横浜開港資料館所蔵）

手嶌葵がニコファーレでライブ ６万人がネット視聴

スタジオジブリの新作アニメーション映画「コクリコ坂から」の主題歌を歌っている手嶌葵さんが２１日、東京・六本木の次世代型ライブハウス「ニコファーレ」でライブを開いた。

　音楽を手がけた武部聡志さんのピアノで映画の主題歌や挿入歌など１３曲を披露した。ライブの様子は動画サイト「ニコニコ動画」で生中継され、６万人が有料で視聴した。

　ニコファーレはニコニコ動画を運営するドワンゴが１９９０年代に一世を風靡したディスコ「六本木ヴェルファーレ」跡地に今月オープンした。四方の壁いっぱいに設置したＬＥＤモニターで大胆な映像演出ができるほか、ネットで生中継することで視聴者のコメントをリアルタイムに表示できる。

　この日のライブでも「ヱヴァンゲリヲン　新劇場版」を手がけた「スタジオカラー」制作の映像が流れたほか、歌い終わると拍手を意味する「８８８８」や「葵ちゃんかわいー」といったコメントがステージ上のＬＥＤに表示された。途中のトークコーナーでは宮崎吾朗監督が登壇し、映画の制作秘話などを語り合った。

　「コクリコ坂から」は高橋千鶴さんと佐山哲郎さんの少女漫画が原作。東京オリンピックを翌年に控えた１９６３年の横浜を舞台に、親子二代にわたる青春と絆を描いている。声の出演は長沢まさみさん、岡田准一さんら。



（2011年7月26日 読売新聞）